「にっぽん未来プロジェクト競走in唐津」が好コンディションの中で開幕した。初日メインの12Rドリームは山田康二がイン逃げで押し切り、和田拓也とともに連勝ゴール。山田は低調機で先行きに不安を抱えていたが、調整力発揮で舟足は大幅アップ。今年4回目の優勝へ向けて視界が開けてきた。前検で一番時計をマークしていた和田は伸びに好感触を得ている。ドリーム2着の太田和美は、杉山貴博、照屋厚仁、藤田浩人、豊田訓靖とともに2連対にまとめて、当地連覇へ向けて上々の滑り出し。太田も和田同様に直線に少し余裕を感じている。主力で変わり身が待たれるのは守田俊介と渡辺浩司で、守田はレース足が弱く「ちょっとズルズル下がっていく感じがする」。渡辺は試運転の感触はそれなりの様子だったが、本番を迎えると「レース足が良くなかった」。亀本勇樹と田中孝明(後半6Rを欠場)は負傷のため帰郷。