12R  優勝戦

名物シリーズ「G3第25回酒の聚楽太閤杯」は12月25日に優勝戦が行われた。
2日目に6コースまくりを決めるなど、伸びを強烈に仕上げた松尾昂明が予選をトップ通過。準優でもバックストレッチで強力な伸び足を見せて逃げ切り、ポールポジションをゲットした。
向かい風が吹くコンディションのなか、枠なりでスタートしたファイナル。インの松尾はコンマ11の好スタートを放ち、1マークまでに一人出ていく展開に。2コースから辻栄蔵が差し、3コースからは長野壮志郎がまくり差したが、これは狙ったコースが重なってもつれる展開に。早々と後続を離した松尾が圧巻の当地初Vを決めた。
2024年最後の当地覇者となった松尾はことし2回目、通算では17回目の優勝。次節は29日から始まる芦屋のお正月競走を走る。松尾が仕上げた20号機は初おろしから動きが良かったが、今回の整備調整で伸びは抜群になった。今後の20号機の行方にも注目しておきたい。