12R  優勝戦

6日間開催の名物シリーズ「第26回酒の聚楽太閤杯」が10月5日に最終日を迎え、12レースで優勝戦が行われた。近況好調の上野真之介と入海馨がシリーズを引っ張り、地元の上野が予選トップ通過から3節連続で優勝戦の1枠をゲット。2号艇に入海、3号艇にSG覇者の坪井康晴と内に人気が集中する優勝戦となった。
枠なりの3対3から上野がコンマ07のスタート。「（フライングを）切ったかと思って放った」と言う上野は、やや入海に伸びられたが1マークは先マイ。入海が渾身の差しを入れたが、ウイリーモンキーで何とかしのぎ切った。その後は危なげなくリードを守って2着には入海、3着は坪井で3連単は480円の大本命の決着となった。
勝った上野は3節連続で優勝戦1号艇の好調ぶりで、ことしは3度目の優勝を決めた。通算では38回目のV。このあとは10月21日から津で始まるSG第72回ボートレースダービーでSG初Vを狙う。