「日本モーターボート選手会会長杯」の予選2日目は、渡辺浩司と牧山敦也が連勝ゴール。12Rドリームを含めた初日を2着2本の渡辺はただ一人オール2連対をキープで得点率は10・25。10点ジャストの濱野谷憲吾を抑えて得点率トップに立つ。オール舟券の活躍を見せている地元の牧山敦也は3位に付けている。3人は準優勝戦の1号艇を強く意識するが、渡辺と牧山は出足系に好感触を得ている。濱野谷は差しを届かせるなど中間速はそれなりの様子ではあるが、スタートが思ったほど届いていないようで「回転不足」。シビアな調整が続く。予選最終日に注目選手を挙げると、7位の林美憲は伸び型ペラの形に切り替えて直線は選手間で評判になるほど上向いている。勝負駆けでは、好素性機を操りパンチがある動きを見せている17位タイの新出浩司、気配を上向かせてきた23位の大野芳顕と24位の鈴木猛のレースぶりからも目が離せない。