「GⅠ全日本王者決定戦 開設63周年記念競走」の優勝戦が15日に行われ、SGグランプリに第3位で出場が決まっている瓜生正義(福岡40歳)がイン逃げ快勝。6月桐生周年、10月福岡ダービーに続き今年3回目の記念Vを達成した。
優勝戦のスタート展示は123/456だったが、本番は伸び評判の中岡正彦がGⅠ初Vを狙って3カドにして12/3456に。無風、気温5度で優勝戦がスタート。中岡もいいスタートを切ったが、イン瓜生がコンマ08の鋭発でトップターン。中岡はまくり差しに切り替えたが、瓜生自身が「いいターンができた」と振り返る急角度の小回り逃げで完封勝ち。中岡は行き場がなくなり、外を全速ターンで回った中田竜太が2マークで笠原亮を差し、2番手を確保した。
勝った瓜生は通算72回目、GⅠは通算16回目の優勝。唐津では昨年の61周年に続き3回目の優勝。勝ちタイムの1分45秒5は現有モーターのレコード更新となった。