「SG第32回グランドチャンピオン」の優勝戦が6月26日に行われた。初日のドリーム戦を5コースから制し勢いづいた池田浩二が予選をトップ通過。準優勝戦もきっちり勝利して優勝戦のポールポジション。2号艇には節一気配の上平真二がいて、6枠には進入で動きを見せる赤岩善生。コース争いから目が離せない優勝戦となった。
向かい風が吹くなか始まった本番は赤岩が4コースまで動いて1236/45。100メートル起こしとなった池田だが、コンマ15の好スタートを決め1マークは先マイ。逃げ切ったかに思われたが、猛烈パワーの上平が2マークまでに追いついて先マイ。池田は冷静に差し返して先頭を奪い返した。上平も猛追を見せたが、惜しくも準優勝となった。
勝った池田は2013年グランプリ以来、久々のSG優勝。これでSGタイトルは10個目。グランドチャンピオンの優勝はSG初Vの2003年以来2回目の優勝となった。長くG1戦線に出場できない池田にとってこの賞金3300万はかなり大きなアドバンテージとなる。