12R  優勝戦

4日間のショートシリーズ「第15回虹の松原カップ」は9月26日に優勝戦が争われた。
シリーズリーダーは中辻崇人。今節も伸びを中心に仕上げて、さらには出足も軽快。圧倒的な1番人気を背負って今年9回目の優勝を狙った。2号艇には出足上々の石倉洋行。地元の安河内将は4号艇で地元3回目の優勝をめざす戦いとなった。
3号艇の島川海輝が展示も本番も3カドに持ち出して枠なり。スタートはその島川から外がきわどいスタートで、島川本人も03のスタート。コンマ18と劣勢だった中辻を一気にのみ込む勢いでまくったが、伸び返した中辻が激しく抵抗した。内空いたところを差したのが石倉と安河内で、2マークは安河内が先マイしたが冷静に差し返した石倉が優勝を決めた。
勝った石倉は事故率が高くスタートで無理はできない状況だったが、出足を生かして当地連覇を達成。通算12回目、ことし2回目のVとなった。次節は10月6日からのびわこ一般戦に出場予定だ。