12R  優勝戦

「日本財団会長杯ゴールデンウイーク唐津特選」の優勝戦が5月4日に行われた。
今シリーズは地元が大挙参戦となったが、金看板の峰竜太が予選ラストでフライングの大波乱。シリーズを通して波乱が多かったが、安定感を見せたのは末永和也で、予選トップから優勝戦1号艇をゲットした。地元の横綱、深川真二は2号艇。オール佐賀支部のファイナルとなった。
進入に動きはなく枠なりで始まった優勝戦。トップスタートのコンマ10を決めたのは末永だったが、1マークはやや漏らしてしまうターンに。すかさず2号艇の深川が差し、5号艇の定松勇樹も迫ったが、末永は自慢の出足でグッと舟が返って逃げ切り、その後も危なげなく周回を重ねてVゴール。もつれた2着争いは4号艇の上野真之介に軍配が上がり、うれしい師弟ワンツーとなった。
勝った末永はことし3回のVはすべて地元で、ルーキー、周年、GWと3連続V。「地元で相性がいいのはめっちゃいいですね」と表彰式では笑顔を見せた。この後は三国の一般戦を走り、いよいよ丸亀のSGオールスターへ。そして6月に行われるからつの周年記念に登場する。