「日本モーターボート選手会会長杯」の初日は向かい風のコンディション。逃げは６本でそれなりにインは幅を利かせたが、６Ｒでは松本純平、７Ｒでは赤坂俊輔がともにまくりで白星をゲットした。注目の１２Ｒドリームは宮地元輝が危なげなく逃げを決めて厚い人気に応えた。宮地は前半８Ｒが２着で連勝とはいかなかったが、赤坂、岩瀬裕亮、安達裕樹、角谷健吾とともに２戦２連対にまとめた。宮地はＧＷ戦に続く地元連覇へ向けて好スタートを決めはしたが、前検同様に舟足に特徴は見られず。悪い部分はないものの「ごく普通」で余裕を持ってレースに臨めてはいない。２連対組の中では少しずつ強めの岩瀬が好バランス。前節の優勝エンジンを操る赤坂はピット離れは強めではあるが、ペラの形が特殊で乗りづらさは不安要素になっている。横田茂は８Ｒ、松本は１２Ｒで、ともに不良航法で減点１０のペナルティーが科せられている。