「日本モーターボート選手会会長杯」の3日目は予選最終日の攻防が繰り広げられた。2日目終了時でトップに立っていた渡辺浩司は6Rに臨み、まくり差しを決めた北川潤二に続き2着でゴール。得点率は9.80で終了。これに対し2位の濱野谷憲吾は10Rを3コースまくりで勝利。得点率は10.20で渡辺を上回りトップ通過を決めた。3位には連勝を飾った安河内将が入った。ボーダーの6.00には大野芳顕と北川潤二が並び、大野が上位着差で勝りベスト18入りを果たした。準優勝戦は1号艇組がイン戦で主導権を握るが、最初の10Rは5号艇に伸び仕様の伏田裕隆が控えていて波乱含み。伏田は予選最終日をチルト3度で臨み、1Rは圧巻の大外まくりを披露。後半は大敗を喫してしまったがスリット近辺の動きは力強かった。4日目は枠に関係なくチルト3度のセッティング。10Rは地元の安河内が逃げ切り目指すが、果たして伏田のカマシ策は成功と行くだろうか。目が離せない。