「第9回ライブキャッチ杯」が向かい風の中で開幕した。予選が2日間と短く好スタートを切りたい中、秋山直之と岡部大輔が連勝。12Rドリームで差しを決めた秋山に続いて2着に入った海野康志郎は、折下寛法、内田圭とともに2連対にまとめた。秋山は「普通」と舟足に関して慎重な構えを見せているが、舟の向きや立ち上がりは悪くないレベルで実戦足は上々とみる。地元期待の岡部は伸びもそれなりでバランスの良さに胸を張る。2連対組は内田のレース足が好ムードで、海野と折下は不安要素を抱えている。パワー面では、やはり体重が軽い女子が目立っていて、オープニングでまくりを決めて高配当の立役者になった山崎小葉音は「全部いい」。ピット離れものぞく気配で軽量と好素性機がフィットして舟足は節一クラス。北村寧々、西澤日花里もパワー十分の足色を誇るが、同じ女子でも松本晶恵と戸敷晃美は伸び負けもあってしっくり来ず。2日目の2Rはレディース対決が組まれているが、1号艇は戸敷で2号艇は松本。機力に不安ありの両者で、狙い目が多い一戦になりそうだ。野間大樹は負傷のため帰郷。