「第9回ライブキャッチ杯」は緩やかな追い風コンディションの中で準優勝戦が行われた。深川真二と上瀧和則の地元実力者が内枠の10Rは、深川は逃げに成功したが上瀧は差し不発で大敗。2着には折下寛法が入った。11Rは海野康志郎が逃げ快勝で古賀繁輝が岡部大輔に次位争いで競り勝った。12Rはシリーズリーダーの秋山直之がインから好旋回を決めて4コースから木下大將が追走。チルト3度で一撃を目指した杉山勝匡はスタートを放り不発に終わった。優勝戦は秋山がイン戦で今年3回目のVに挑む。3日目前半を4着に取りこぼし完全優勝の道は絶たれはしたが、優勝戦メンバーで舟足強力な選手は不在で逃げ切る確率は高そうだ。追走も、整備をして体感アップの海野、準優はもう一段階出足の上積みに成功した深川の両者になるか。古賀のカドまくりは侮れないが3日目までは全速のスタートが決まっていない。攻め堅実な折下の食い込みは気になるが、不気味なのは木下で冷え込んで好素性機らしさが出てきている。